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VTR250の冬支度

2007年にこのVTR250を購入して12年が経過した(2018年執筆時)。

 

総走行距離は6万キロを超えている。平均で年間5,000キロ走り続けている。年間を通じて2週間エンジンをかけないことはほぼない。少なくとも1週間に1度はエンジンをかけようと心がけている。キャブ仕様のためエンジンをかけない時間が長くなると始動にてこずるからだ。

 

始動しにくくなる理由は、

 

1.キャブ内のフロート室にガソリンがないこと

2.キャブ内のフロート室に燃えにくい成分が残ること

 

の2つ。フロート室には通常30mLくらいのガソリンが常時ガソリンタンクから供給されており、ガソリンタンクと燃焼室の前室の役割を果たしている。ガソリンタンク内のガソリンはフロートバルブが閉まっていることにより気化しないが、フロート室のガソリンは少しずつ気化する。長時間経過すると気化しなかった不燃成分が残るためエンジンがかかりにくいのである。

 

 

さて、そんなことはバイクの冬支度とは関係がない。

11月から3月ころまで、バイクに乗るときは寒さへの対策が必要である。常時時速60km/hの風に吹きさらされることから、季節がひとつ進んだ装いが必要だと思っている。秋にはもう冬の装いでなければバイクに乗れない。

 

なので、11月26日の今日には真冬の厳寒期の装備をしているのだが、それでも尚寒い。寒すぎる。

 

これまでに、グリップヒーター、フロントカウル、ハンドル、、、、のところの、なんていうんだろう、これ。このハンドルの風防、を追加で偽装してきたが、今回フロントカウルの上にシールドを追加した。寒くてたまらなくて調べていた時に見つけたやつだ。Amazonで購入し、翌日には配達されてきた。世の中便利すぎる。

買ったのはこれ。販促ではないです。覚書き。取り付けは、パーツを揃えて配置して附属する六角レンチを回すだけ。口コミに、「部品の精度がいまいち」とか、「高速走行でかたついて怖い」とか書いてあったので不安もあったけど、そのようなことは感じなかった。部品の精度、というか、クリップさせるだけの装置なので精度要らない部品かなと。走行風で振動が増したりハンドルが風であおられたりという不安もあったけど、そのようなことも皆無。僅かな、手には感じられない影響にとどまりました。しかし、風は大いに防いでくれる。十分にその風防機能を発揮してくれています。冷たい冬の空気が身体に吹きつけるののを減らしてくれる。これは早朝と深夜に走行する場合、非常に助かります。ありがとう。

 

胸らへんに冷たい冷気を感じていたのが、風がそこに当たらなくなり感じなくなりました。0.5くらい季節を逆戻しできたかのよう。首らへんから上に走行風が来るくらいになったんだと思う。直接当たる風量が減少したおかげで風切り音も減少して、静かに走れるようになった。これも効果があったことの一つ。あとは雨が降った時に濡れる量が減るのであろうと思う、けど、この冬の雨の寒い中にバイクは極力乗りたくないのでそれは検証不可とする。

 

これで、ハンドル、フロントと追加できる風防は装着したからこれ以上の追加はない。あとはいつまでバイクに乗るか。可能であれば10万キロを超えたいけども。降りる時も近いかな。覚悟しておかないと。

 

以上。