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ミルクコーヒー

ミルクコーヒーで一服

どうもきたのたぬきです。

 

珈琲を通として飲むならブラックでしょう。そのものを味わっている感じがします。ではミルクコーヒーの立ち位置はどうなのか。ブラックが苦くて飲めないお子様のための飲み物なのか。違います。

 

珈琲屋を個人で経営なさっている人(相当コーヒーにこだわりがある人)の中にも、「コーヒーにはミルクを入れて飲む」という人はいます。何故か。おいしいからです。もっというと、あらゆるコーヒーをおいしく飲むにはミルクを入れるといいということです。

 

珈琲豆はほとんどが輸入品です。珈琲豆を収穫したその瞬間から豆は酸化を始めます。酸化はすなわち豆の鮮度の低下を意味します。鮮度の低下しすぎたコーヒーを飲むと胃もたれや気分不快を引き起こします。珈琲屋さんはここら辺をよくご存じなので、ミルクを入れることによって、胃粘膜を保護し、胃もたれを生じないようにしているのです。チェーン店などではコーヒーフレッシュなるものがミルクとして添えられていることもありますが、これは乳化剤に香りづけしたものであって、乳清品ではありません。ただし、油なので胃粘膜保護に働きます。味もミルクを入れた時とあんまり変わりません。身体によくないということもないでしょう。ま、ミルクではないということは知っておくべきと思います。胃粘膜保護作用があると胃酸の出過ぎを抑えることができます。食事のときは胃酸が出過ぎということは関係しないと思いますが、飲料の時はそもそも胃酸が必要ないのに、出ることがありますので、抑えるように、胃粘膜を保護するように考えた方がいいのかもしれません。水を飲んでも胃酸は分泌されますし。まぁ、通常量の胃酸が胃を荒らすことはないですが、細かいメカニズムはここでは解説しません。

 

おいしいコーヒー(酸化してないもの)ならそのまま飲んでもおいしいです。飲んだ後に気分が悪くなることもありません。苦いものが嫌いな子供でも飲めます。しかし、そんなおいしいコーヒーを飲める機会は稀です。そんなコーヒー屋に巡り合ったら大事に応援したいものです。コーヒー屋よりもコーヒー豆専門店の方が良いコーヒーに出会える気がします。

 

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飲んでみておすすめできるコーヒーです。

これをざばざば入れて飲むのが好きです。